{
2008/06/02(月) }
S子の事を思い出しながら文章を書いていると、
なんだか妙に切なくなってくる。
だから、S子の事は今回で最後にしようと思う。
今、成人の娘を持つ40代の自分が、
こんなにも切なくて苦しい恋をしているなんて、
妙な気がする。
たいして成長していないんだな~、と感じている。
ただ、いつまでも恋の出来る男でいたいと思う。
ドライブして、食事して、ホテルでセックスするのが
いつものデートコースである。
S子とセックスするようになって、十数年経つ。
今でも愛おしいその体を抱いていると、
切なくて涙が出てしまう事がある。
恥ずかしいので、見られないようにしてはいるが。
S子の体を貪り、性欲を満たして、そして分かれる。
帰り際、
「今日は忙しいのにありがとう」
と笑う。
S子は、私にとって間違いなく特別な女性だ!
いつまでも愛し続けたい・・・
{
2008/05/27(火) }
S子も熟女である。
しかし、子供を生んでいないせいか、
胸も肌も綺麗である。
何故かS子にだけはSになれない。
嫌われる事が怖いのか・・・
他の女性では感じる事のない感情が
S子に対してだけは湧いてくる。
そうは言っても、自分の性欲を彼女で満たしている。
男とは、なんとズルい生き物なのか・・・
{
2008/05/26(月) }
「あたしって、愛人なのね・・・」
寂しそうに彼女はつぶやいた。
その顔を見つめているだけで、
切なくて涙が溢れた。
S子の事を心から愛している自分がいる。
でも・・・
めぐり合わせは皮肉なものだ。
今の嫁と知り合う前から、実は知っている。
大人の関係になってからも、もう随分経つ。
今でも関係は続いている。
逢うたびに、切なくて、愛おしくて、温かくて、
優しくて、やわらかくて・・・
いい年をした男のくせに、涙が出てしまう。
そして、彼女とのセックスに溺れてしまう。
間違いなく、彼女を愛している。
愛って、いったい何だろう・・・